大阪大学を1年間休学して東京でエンジニアインターンをしてきた
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はじめに
どうもこんにちは、てずかです。この記事では、1 年間休学して遠く離れた土地でエンジニアの修行を積んできた学生の経験を雑に紹介します。
休学に至るまで
自分がインターンを始める直前に書いた記事があるので、よければそちらも読んでみてください。
https://www.yukendev.com/blogs/note-leave-school
軽く説明すると
- 友達の影響でプログラミングを始める
- iOS エンジニアの長期インターンをリモートで半年ほど授業と並行してやっていた
- web は未経験
この状態の自分が
- web に少し興味がある
- 授業と並行ではなくガッツリやりたい
- リモートではなく、出社したい
こんなことを考えた結果、休学することを決めました。
いやなんで東京やねんってなりますが、
- 東京ですでに高校時代の友人がその会社で働いていた
- 大阪にいると結局大学の友達と遊んでしまう
- 東京住んでみたい
これらが理由です。
東京での生活
特に遊ぶ相手もやることもないので、週5の労働です。特に時間の縛りがない会社だったので、大体 10 時から 11 時ごろに出社して 21 時ごろに帰宅する生活を送っていました。労働とは言っても、常に勉強しながらなので退屈ということはあまりなく、時に先輩に厳しいレビューをもらいながらなかなか PR がマージされなかったり、時に 1 発で PR がマージされてニヤケが止まらなかったり。そんな日々を楽しんでいました。
フロントエンドのエンジニアリングを学ぶために働いていたのですが、運がいいことに開発していた製品がバックエンドにNode.js
を使用していたり、モノレポを採用していたりで結果的にフロントエンド、バックエンドの両方を日常的に触らせてもらえました。JavaScript
を書くこともありましたが、チーム内でTypeScript
にリプレイスしようという動きがあったこともあり、主にはTypeScript
を書いていました。
社員のほとんどがエンジニアで、レベルがとても高く、技術力は向上するしで、モチベも余裕でキープ。しかも途中からkubernetes
やhelm
を使ったインフラの業務に携わらせてもらったり、休日の勉強会で先輩にネットワークの基礎を叩き込まれたり、新米エンジニアとしてはこれ以上ない経験をさせてもらいました。
得たこと
- エンジニアとしての自信
- チーム開発の経験
- JavaScript, TypeScript の基礎
- ネットワークの基礎
東京の土地勘など、もちろんこれ以外にも得たものはたくさんありますが、インターンを終えた時に改めて振り返ってみるとこれらが大きいです。
特にエンジニアとしての自信について少し詳しく書きます。
エンジニアとしての自信と書いていますが、結論自分が得たのは
調べればわかりそうという考え方です。
長期間レベルの高い環境で業務をこなすことで、自分が触ったことのない分野や、得体の知れない技術を理解せざるを得ない場面が度々ありました。その度に先輩に助けられながら、なんとか自分が腑に落ちるところまで持っていくことで、技術そのものというより、技術の学び方を学んだと思います。そんな経験を繰り返すことで、知らない技術に出会っても、調べればわかりそうと楽観的にハードルを下げて考えるようになりました。これが自分のエンジニアとしての自信につながっています。
まとめ
この記事を読んでいるのがどのような人かはわかりませんが、もし休学を迷っている方がいたらぜひ挑戦してみて欲しいと自分は思います。
それが技術に関係のあることであっても、そうでなくても。
たまたまうまく行った自分の意見は参考にならないという方もいるかも知れませんが、個人的には休学してとても良かったと思います。人生がいい方向に動いたと言っても過言ではないかも知れません。むしろ迷った挙句、休学していない世界線を考えると少し不安になります。
なんか聞きたいこととかあれば twitter で DM でもください。基本的に暇なので、なんでも答えます。
では
Bye